平家の群像 高橋昌明

平家の群像　高橋昌明　を読んで

すぐに滅んだといっても平家政権の果たした歴史的意義がのっていました。

１、清盛の娘，徳子（建礼門院）を高倉天皇に入内させ安徳天皇を生み平氏系王朝樹

　立をめざした。これは藤原氏と同じ。

２、鎌倉以降盛んになる、中国との貿易の道筋をつけた。

3、史上初の武家政権の六波羅幕府をつくり、後の鎌倉幕府への道を開いた。

　　3は賛否両論あります

歴史は連続的に進むようです。平家は藤原氏と鎌倉の北条氏の混合した体制をしています。
　

 

イスラム系住民の人口爆発

の久保田歯科です。
前にハワイはアメリカの50番目の州http://kubotashika.blog.shinobi.jp/Entry/90/
でお話ししたイスラム系住民の人口爆発のビデオを見つけました
http://www.youtube.com/watch?v=6-3X5hIFXYU

内容は椅子から転げ落ちるほどの驚くべきものです。

かいつまんで言うとイスラム圏と欧米先進国の出生率の違いに
より、キリスト教文化圏はじわじわと静かに、移民という合法的手
段で侵略されつつあり、その趨勢は既に挽回不可能なところま
で来ています。2050年にヨーロッパはキリスト教からイスラム教国家に変わるということです。

ある文化が保たれるためには、出生率が2.11人以上必要だそう
です。

たとえばフランスでは

フランスの出生率は1.8人。

イスラム教徒の出生率は、8.1人（！！！！！！！！）。

2027年、フランス人の5人に一人はイスラム教徒に。

39年後（2048年）、フランスはイスラム国家になる。

（要するに過半数がイスラム教徒になるということでしょう。）

オランダの場合

新生児の50%（！）はイスラム教徒。

15年後、オランダはイスラム国家になる。

ベルギーでは

人口の25%はイスラム教徒。

新生児の50%はイスラム教徒。

1500年の間、同じ日本人が住み、神道(本当は道教)、仏教、儒教、キリスト教が
混在しているのは日本だけ(東北、北海道はすこし違う)。
世界史を勉強して思ったンですが日本以外のところはほぼ300年おきに民族と
宗教がころんと入れ替わってしまいます
それが昔と同じように進行しています

名古屋の白壁地区

　　　　　　　　　　　　　　名古屋の白壁をウオーキングしてきました。なかなか趣のあるところですよ。上下の4枚は旧川上貞奴邸です。












右下は旧豊田佐助邸
左下は旧春田鉄次朗邸です。　
歴史のあるお屋敷町がマンションによる環境破壊で風情が失われずに伝わっていくことを願わずにはいられません。

藤ノ木古墳と近つ飛鳥

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　奈良の法隆寺に行きました。左上は南大門です。










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　法隆寺の近くにある、藤ノ木古墳です。
馬具の副葬品が発見されており、新羅との関係が、言われています。
石室がのぞけます。









　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　聖徳太子ゆかりの寺の達磨寺です。
境内に3つの古墳があります。その一つは本堂の真下にあります。
右上は内部がのぞけるところです。









　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　左上は尼寺廃寺跡の塔跡の礎石です。
塔の礎石は１プラス4ぷらす12の計１７個あります。
左上は大阪府の近つ飛鳥にある、推古天皇陵です。
この辺は御陵だらけです。
しかし、開発が進んで、近代的な住宅と古墳がミスマッチしています。









　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　これは叡福寺です。聖徳太子の墓由来の寺です。聖徳太子は６２２年２月２２日に亡くなりました。覚えやすいですね
上は金堂と多宝塔です。
豊臣秀頼が再建しました。奈良、京都、大阪はそういう寺が多いです。
秀吉の築いた財力がしのばれます


左は聖徳太子陵です．円墳です





これは近くの公園にある石室の模型です
中が両方にひろがっています。
これを両袖型石室といいます。

古墳は祭祀をおこなったせいか、見晴らしのいい高台に作ることが多いです。

秋晴れの中、楽しい歴史散歩ができました。

奈良旅行

昨日の日曜日、選挙は期日前ですませて、奈良に旅行に行きました。
奈良検定1級を受験する為には、奈良商工会議所が認定した研修を履修しなければならないのです。
その歴史散歩に行ったのです。

左横は雨乞いの神様　龍穴神社です

これは室生寺の
五重の塔

周りはさすがに
シャクナゲがいっぱいです、


これも室生寺の弥勒堂です

中にはかわいらしい奈良時代の弥勒様がまつられています





これは聖林寺から見た奈良平野です

右の大きい山は三輪山

左の小さい山は卑弥呼の墓ではないかと言われている箸墓古墳です

大学の先生の案内は詳しく、判りやすく、楽しく歴史の勉強ができました。

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ハワイはアメリカの50番目の州

最近のニュースにハワイがアメリカの50番目の州になって50年たったというのがあります。http://sankei.jp.msn.com/world/america/090822/amr0908221112006-n1.htm
 

ハワイはそれ以前に、100年前に白人のアメリカ政府主導によるクーデターで先住民王朝がアメリカに乗っ取られています

日本のアイヌ人、アメリカインディアン、台湾の高砂族、オーストラリアのアポリジ二、タスマニアのタスマニアアポリジ二も同じです。
 

これは昔の話ではありません。現在チベット、ウイグルで起こっていることです

また平和理においてもヨーロッパのイスラム系、アメリカのイスラム並び中南米系住民の増加は目を見張るばかりです。
100年後の世界の民族、宗教地図は様変わりしていることでしょう。

パリやロンドンは200年たったらカイロのようにモスクが林立している都市になるかもしれません。

ひるがえって日本はどうでしょう。医療、介護分野で外国人を受け入れる事を決めました。風俗に外国人が多いのは以前から。
これが禍根を残さないことを祈るばかりです。        

 

歴史とはなにか

　　　　　　　　　　　　　　の久保田歯科です

 

一昨日に続いて歴史ものです。

最近、面白い本を読みました．「歴史とはなにか」岡田英弘　文春新書　です。
 

1、歴史は人間の住む世界の説明である、それも科学ではなく、物語であり文学である

2、「中世」なんて時代はない、あるのは現代と古代だけ

１、フランス語も日本語もドイツ語も人工的に創り出された。もともと国語は人工物

２、騎馬民族征服王朝説は完全な空想

３、応神以前の天皇は存在しない

４、日本は白村江の敗戦663年による大陸からの孤立と外圧によって建国した

５、日本は7世紀の建国から幕末までずーと鎖国をしていた

６、古事記は日本書紀より新しい、成立は平安初期

７、また古事記の原文は漢文で、解釈は本居宣長のまま、ほとんど宣長の創作といっていいもの

８、モンゴル帝国の出現により世界史が始まった

９、そのモンゴル帝国により華北の金で起こった資本主義が西欧に伝わった
 

目からうろこの刺激的な知見がいっぱいです

天地人について

昨日から診療が休みで時間があるので長文をのせます

最近、NHKの天地人をよく見ています。

そこで、大河ドラマによくとりあげられている戦国武将の実像について述べたいと思います。
 

そもそも武士というのは公的には大化の改新から始まり明治維新で終わる律令制度の中で正統な地位というものがありません。

武士は平安時代に荘園制の中から生まれてきた武装した私兵集団です。文治主義のいろあいの強い律令制度の下ではおそろしく身分が低いです。

楠正成が鎌倉幕府倒幕の後、河内の国司に任ぜられたことは倒幕の功績に比すれば物足りない、とされてきましたが、正成の身分からしたら大昇進です。
 

戦国武将は地位の安定した江戸時代の大名とは違います。家来はもちろんのこと親子、兄弟をうらぎる、うらぎられる時代です。そのなかで表立ってはもっともらしい立派なことをいって、裏ではとんでもない謀略を行って自分の勢力を拡大していかなければなりませんでした。

 

その姿は現代の暴力団をほうふつさせます。

天下統一への合戦は広域暴力団の勢力争いを思わせます。

いかつい暴力団幹部の戦国武将がハンサムなやさしい顔をしてたとはとうてい思われません。

ましてや愛とか義をパホーマンスとして利用しても信じるとはありえないと考えます。