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歯科診療と山登りをつづります。 当ブログはリンクフリーです。
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 の久保田歯科です

お正月でみなさん、ごちそうとお菓子を食べていると思います
食事の時間、回数とも多いですね。お酒も糖分のため食事でカウントします。

食事の後の30分間は、虫歯菌が酸を作り出すため、カルシウムが出て行く「歯が溶ける」時間帯です。その後、だ液が酸を中和して、歯にカルシウムが入り「歯を治す」時間が始まります。

わたしたちは毎日、食事のたびに、歯を溶かし続けています。しかし、その後「だ液」が歯を治し続けているので、すぐには虫歯になりません。

このバランスを崩さないよう、「溶ける時間」を短くし、「治る時間」を長くすることが、本当の虫歯予防なのです。そのためには、次のような対策が効果的です。

  1. 間食の回数を減らす
    ちょっとしたおやつや飲み物でも、「溶ける時間」は同じです。歯にとっては食事の「量」より「回数」が問題です。
  2. 夜寝る前に食べたり飲んだりしない
    寝ている間は、だ液の量が減るので酸が中和されにくくなります。よって、寝る前に飲食すると、長い時間歯が溶け続けることになります。 
  3. 歯みがき
    歯みがきは、口の中の細菌を減らす行為です。これをしないと酸が大量に出て「溶ける時間」が長くなります

     
飲酒されるひとから虫歯が多いのは酒のせいですか?とよくきかれますが、
これは2の理由とアルコールの副交感神経抑制作用による唾液分泌減少によります。
おせち料理は砂糖がたっぷりですね。それで

正月の食生活はハレの日を楽しむのにはいいのですが、虫歯予防としては最悪のことをしているのです。

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コメント
無題
歯が「溶ける時間」と「治る時間」のこと、参考になりました。私は、口がさびしくなり、間断なく間食をしていることも多いのですが、良い戒めとなりました。ブログが充実することをお祈りします。また、わたしのところの職員にも、このブログの存在を案内しようと思います。
【2010/01/17 12:00】 NAME[野口昌良] WEBLINK[] EDIT[]
Re 無題
コメントありがとうございます。
歯と口腔を中心とした健康情報を地域に密着して発信しますのでご支援の程よろしくお願いします
【2010/01/17 20:07】 NAME[久保田] WEBLINK[] EDIT[]


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