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歯科診療と山登りをつづります。 当ブログはリンクフリーです。
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今日、診療は休みで、県美術館のゴヤ展に行きました。
ゴヤは18から19世紀のスペインの画家です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B4%E3%83%A4
宮廷画家としてゴヤは王侯貴族の肖像画を主に書きました。でもそれは注文の応じて書いたもの。
このたび、来ているのは書きたくて書いたもの。
ゴヤは絵の中で人間の悪徳の数々、金儲けを行う聖職者や腐敗したスペインの政治や貴族を痛烈に諷刺しています。
そのため、生前は発表されず,死後発表されたのもあります。
一見の価値ありですよ。

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                                   の久保田歯科です

木村泰司「巨匠たちの迷宮」(集英社)の書評です。16,17世紀のバロック・ロココ時代に活躍した大御所達(オールド・マスターズ)の中で、木村が必要性の高いと思われる8人の巨匠たちを紹介しています。絵は知っていても、画家自身は意外と知られていないもので、本書では彼らの人生と時代と絵画のかかわり方が紹介されています
 
宗教画から人物画へ、人物画から風景画,静物画、世俗画への変遷が、
教会から王侯貴族へ、王侯貴族から市民階級へというコレクターの変遷とみごとなまで一致しているのがよく判ります。       

画家は昔も今も売れる絵を描いているのです。
IMG_1787.jpg
昨日,、名古屋の名古屋ボストン美術館のヴィーナス展と松坂屋美術館のレオナール・
フジタ展に行きました。
ヴィーナス展はプラクシテレスのそれを模したとされるヴィーナスの頭部以外は見る所はありません。 でもこの像も目の間から鼻が盛り上がっていてなんだか整形美人ぽいかんじ。
藤田嗣治のことを僕は目立つパホーマンスばかりをする商売人と思ってきました。
でも今度で見かたが変わりました。
自分の仕事に対して真摯で、勤勉にとりくんでいました。群像表現に独特の趣があります。彼の画業の集大成にフランスのランスの「平和の聖母礼拝堂」があります。手づくりした身の回りのものもみごとです。
いずれはランスに行ってみたいものです。
2da33f4f.jpgゴーギャンの有名な大作( 我々はどこから来たのか我々は何者か 我々は何処に行くのか )
を見ました。

僕は群像の構図がバラバラでどうもまとまりがないように感じました。

でも最高傑作といわれています

ゴーギャンは娘の死と自分の不治の病気という不幸な時にこの作品を書いたそうです。
芸術家は不遇のときにいい作品を残すことが多いみたいです。

ピカソ、ユトリロ、ゴッホ、平山郁夫もそうです。




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