歯科診療と山登りをつづります。
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2日前お話しした、『アサーティブコミュニケーション』についての基礎知識です。
あるアメリカの心理学者は、人間関係の持ち方には大きく分けて3つのタイプがあると言っています。 1)自分のことだけを考え、他者を踏みにじる『攻撃的』タイプ 2)常に自分よりも他者を優先してしまう『非主張的』タイプ 3)自分のことも考え、他者のことも配慮する『アサーティブ』タイプ 『アサーティブコミュニケーション』とは3つめの、自分の気持ちや考えをきちんと相手に伝えるが、相手のことも配慮して、攻撃的でも非主張的でもないコミュニケーション方法のことです。この方法を身につけると、仕事の人間関係改善、ストレス軽減にも役に立ちそうです。 対人関係のストレスの多い医療関係者には、是非身につけないといけないコミュニケーションスキルとされています。 アサーティブコミュニケーションの基本は、「自分の気持ちや考えを素直に、正直に表現してみること」です。そのためには以下のことが必要です。 1.自分の気持ち、考えを正確にとらえる 自分がその状況で何を考え、感じているか、何を表現したいのかを正確にとらえることが必要になります。自己表現にうそやごまかしがあると、相手に真意が伝わらないばかりか、自分をも欺くことになります。結果、話し合いは混乱し、あいまいで不本意な結論になりやすいのです。それを避けるために大切なのは、「私は」を主語にして伝えること。「しないでくれ」ではなく、「してほしい」と伝えることです。 「早くして!」→「私はあなたに急いでほしい」 「どうしていつも仕事を押し付けるんです!」→「私は、あなたの仕事は自分で処理してほしい」
2.周囲の状況や相手を客観的に観察する 自分にも相手にも分かる事実に目を向け、感情的にならずに冷静に、相手に分かるように状況を伝えましょう。そのためには客観的な事実が説得力を持ちます。状況と相手をよ く観察してみましょう。相手も納得できる事実を伝えることで、お互いに共有できる話し合いの基盤ができます。 3.自分の要求や希望を明確に表現する
自分の考えが理解でき、状況の客観的観察ができたら、自分の要求や希望をできるだけ具体的に提案してみましょう。提案には、相手の返事に合わせた選択肢をいくつか用意しておくことも必要です。提案は結論ではなく、新たな話し合いのスタートであると考える柔軟性も必要です。 4.言葉以外のメッセージも活用する
アサーティブな自己表現には、言語表現と非言語表現の両方が必要です。明確な言語表現があっても、「下を向いていて声が小さい」「怒りをぶつけるようないい方をする」「笑いながら話す」のように伝えたい内容とアンバランスな表現方法だったり、相手が受け止められないほど強い表現だったりすると、あなたの思いが伝わりません。 PR |
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