歯と健康の県民フォーラム

歯と健康の県民フォーラムを御案内します。歯周病とメタボの関係がわかりますよ。バレーボールの三屋裕子さんの講演もありますよ。

日時　　１１月８日　　　13：15から16：20

場所　　岐阜県歯科医師会　　　　　058－274－6116

入場無料でどなたでも参加できます

 

ココ・シャネルの映画

ココ・シャネルの映画をみてきました。

貧しく孤児に生まれたココは、なかなか上昇志向の強い人で、まず人のいい金持ちの愛人になり、そしてその友人の愛人になり、保証人にさせて事業を起こしたのでした。ココのファションセンスの近代性と事業慾はすごいです。

シャネルが帽子から始まったとはじめて知りました。

ココと愛人の会話の中で日本の芸者がでてきましたよ。

１9世紀末のフランスの上流社会の一断面がわかります。

 

歯みがきとガン

　の久保田歯科です

愛知ガンセンター研究所のまとめによって歯磨きとガンに密接な関係があることがわかりました。

３８００人を対象にした疫学調査によって、１日２回以上歯磨きする人が口の中や食道のガンになる危険性は、１回の人より３割低く、全く磨かない人の危険性は１回の人の1.8倍でした。

口の中には発ガン物質とされるアセトアルデヒドを産出する細菌がいます。

歯みがきによって細菌と発ガン物質が洗い流されるのではないかと推測されます。

喫煙や飲酒をする人だけの解析でも同様の結果で、歯みがき習慣がないことが、他の危険因子と関係なく独立したガンの危険因子であることを示すものだと考えられます

ゴヤ展

今日、診療は休みで、県美術館のゴヤ展に行きました。
ゴヤは18から１９世紀のスペインの画家です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B4%E3%83%A4
宮廷画家としてゴヤは王侯貴族の肖像画を主に書きました。でもそれは注文の応じて書いたもの。
このたび、来ているのは書きたくて書いたもの。
ゴヤは絵の中で人間の悪徳の数々、金儲けを行う聖職者や腐敗したスペインの政治や貴族を痛烈に諷刺しています。
そのため、生前は発表されず,死後発表されたのもあります。
一見の価値ありですよ。

卒煙教室 その3

　　　　　　　きのう２回目の卒煙教室に行きました。講師は揖斐郡北西部地域医療センター長の吉村学先生です。まず前回のおさらいをし、前回から今日までどのような取り組みがなされたという振り返りがありました。前回から禁煙している人がいます。拍手、拍手、拍手











　　　　　　　　それから前回の加藤家の寸劇の続きをしました。なかなかじょうずです。
加藤家のおとうさんは禁煙１ヶ月の時、同窓会に行って、悪友に進められついタバコをすってしまいました。というあらすじです。











　　　　　　　　この寸劇を見た感想をグループで話し合い、発表しました。
アルコールが入ると意志や理性が弱まるようです。
でも１ヶ月でも禁煙したのはりっぱだったと思います










　　　　　　　　次にこの寸劇の一場面を、せきの隣どうしで、禁煙している人とタバコを勧める悪友として演じました。僕は悪友の役をして隣の人にタバコを吸わせることに成功しました。芝居としてもなんか悪いことをしたみたいです。










　　　　　　　　それから個人として地域として卒煙にむけての具体的な方法を出し合いました。色々面白いやり方が出ました。
吉村先生のユーモアあふれる軽妙なトークと、体験型で、楽しく学べます。
次回は１２月３日(木)　19：00　揖斐川町保健センター　です。

初参加の方、健康に関心のある方、喫煙者の家族の方、その他どんな方でも大歓迎ですよ。　　　　　　
　　　　　　　

木村泰司「巨匠たちの迷宮」

                                   の久保田歯科です

木村泰司「巨匠たちの迷宮」（集英社）の書評です。１６，１７世紀のバロック・ロココ時代に活躍した大御所達（オールド・マスターズ）の中で、木村が必要性の高いと思われる８人の巨匠たちを紹介しています。絵は知っていても、画家自身は意外と知られていないもので、本書では彼らの人生と時代と絵画のかかわり方が紹介されています

 

宗教画から人物画へ、人物画から風景画，静物画、世俗画への変遷が、

教会から王侯貴族へ、王侯貴族から市民階級へというコレクターの変遷とみごとなまで一致しているのがよく判ります。       

画家は昔も今も売れる絵を描いているのです。

ネグレクトと歯

　の久保田歯科です

ネグレクトと歯について具体的な統計数字が判りました

歯で虐待に気付こう－－。三重県歯科医師会と同県がネグレクト（育児放棄）などの虐待を受けている児童に虫歯が多いことなどを歯科医たちに伝え、検診時の対応マニュアルなどを配布したところ、歯科医の関心が高まって実際に通報するケースが増えてきたことが分かった。同会と県がこのほど津市で開いた「日本子ども虐待防止学会」で報告した。歯科医の意識向上が児童虐待の早期発見につながることを示す例として注目される。
　同会と県が０５年度に行った調査によると、虐待を受け保護が必要な児童の虫歯経験率は通常の１．５倍に上る一方、処置率は約４分の１と極めて低かった。

 

岐阜県リアルタイム感染症サーベイランス

 の久保田歯科です

岐阜県リアルタイム感染症サーベイランス
http://infect.gifu.med.or.jp/influ/influcondition/index

で岐阜県及び西濃のインフルエンザ流行状況がすぐさま判ります。
９月になって、新型インフルエンザの感染者が発生し、現在、西濃では大垣を中心に広がりつつあります。　　でもむやみに恐れることはありません。
正しい予防法を再再度書きます。


1インフルエンザに限らず細菌．ウイルスの感染症の80％は手から口へと移ります

2人間のおおきさを地球とするとウイルスはサッカーボール、マスクの網目は野球
　場ぐらいです
3ウイルスがのどの粘膜に到達すると8分で吸着します。それを防ぐためには8分
　ごとのうがいが必要です

それで結論とすると
1まず手洗いが大事　です。流水で石鹸を使ってよく洗いましょう

2せきエチケット　をしましょう。せきをする時は　腕で口をおさえましょう
　手でおさえると、口から手にウイルスがつきます

3人ごみに行かない　ようにしましょう、ウイルスがうようよいます

4うがいは予防効果はありません、うがいしているのは世界中で日本だけです

5マスクも自分がかかっていて人にせきの飛沫を飛ばさないという効果はあります
　　が、ウイルス自体を遮断することはできず、自分にうつることを防ぐ効果はあり
　　ません。

6何回も言うように歯みがき、睡眠も大事です